伊奈ヶ湖の紅葉が見頃を迎えています

山梨県南アルプス市の伊奈ヶ湖では、秋の訪れとともに、湖畔の木々が美しい紅葉に包まれています。

今年は例年より少し遅れて見頃を迎えました。

湖面に映り込む赤や黄色の木々の美しさは、訪れる人々を魅了し、カメラを手にした観光客で賑わっていました。

紅葉と湖面に泳ぐ鯉のコントラスト

伊奈ヶ湖では、紅葉だけでなく、湖面を優雅に泳ぐたくさんの鯉も見どころのひとつです。鮮やかに色づいた木々が湖面に映り込み、その中をゆったりと泳ぐ鯉たちの姿は、まるで絵画のような美しさを見せてくれます。

南伊奈ヶ湖にいる白鳥の名前、知っていますか?

湖畔を散歩していると、ある特別な存在に出会うことができます。それは、湖を優雅に泳ぐ1羽の白鳥です。

ところで皆さん、この白鳥の名前をご存じでしょうか?

白鳥のエピソード

この白鳥の名前は白丸(ハクマル)くん。伊奈ヶ湖にやってきたのは、2012年のことです。その背景には、地元の子どもたちの温かい想いがありました。

かつて、伊奈ヶ湖には「ハクサブロウ」という白鳥が住んでいましたが、仲間を失い、1羽で湖にいる姿が見られるようになっていました。その様子を見た櫛形西小学校の児童たちは、「ハクサブロウが1羽でさみしそうにしています」と手紙に書き、市長に届けました。

「たくさんの白鳥が仲良く暮らす湖に戻してあげたい」という子どもたちの願いを受け、山中湖村から2羽の白鳥が寄贈されました。それが、オスの白丸くんと、メスの白姫(ハクヒメ)ちゃんです。

【参考】南アルプス市芦安山岳館2012年9月8日の記事「山中湖の白鳥2羽 南アルプスへ 南伊奈ケ湖小学生の手紙きっかけ 「1羽さみしそう」市長に要望」

今では伊奈ヶ湖の顔に

現在では、また白丸くん1羽だけが伊奈ヶ湖に残り、訪れる人々を温かく迎えています。紅葉の季節には、湖面に映る赤や黄色の木々と純白の羽が美しいコントラストを作り出し、その姿はまさに絶景の一部となっています。

白丸くんのかわいい一面

白丸くんはとても人懐っこい白鳥で、湖畔を歩いていると、興味深そうに近づいてきてくれます。

ただ、実はちょっと食いしん坊で餌がもらえないと気づくと、ちょっと怒ったり、他の人のところへすぐに移動してしまうというカワイイ一面もあります。

またしばらくすると戻ってきてくれます。

白丸くんと鯉と紅葉を見に行こう

紅葉が見頃を迎えた伊奈ヶ湖で、白丸くんと一緒に秋の自然を楽しんでみてはいかがでしょうか?湖面に映る赤や黄色の木々と、白鳥の優雅な姿が織りなす風景は、きっと忘れられない思い出を作ってくれます。

白丸くんの後ろ姿はちょっと寂しさを感じます。皆さんも白丸くんに会いにぜひ訪れてみてください!

伊奈ヶ湖と白鳥の歴史

以下のページでハクサブロウ以前の伊奈ヶ湖と白鳥の歴史を知ることができます。残念ながらページレイアウトが崩れてしまっているのでちょっと見づらいです。

【参考】南アルプス市櫛形西小学校2019年9月2日更新の記事「伊奈ヶ湖の秘話 白鳥物語」

INFORMATION

名称エコパ伊奈ヶ湖
住所山梨県南アルプス市上市之瀬1760
URLhttps://ecopa-inagako.jp/

この記事を書いた人

よつば
よつば
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